寒くなると人の行動する意欲が減退していきます。人も動物なので寒さに備え脂肪や無駄なエネルギー消費を本能的に抑えようとするのです。

ですが寒さに対抗できるよう身体の作用として筋肉の震えや代謝量をあげて身体全体を温める機能が働くので冬の季節の方が太りずらい側面もあります。

健康体で体の代謝バランス・ホルモンバランス・自律神経のバランスが正常な方は上記の働きが拮抗して身体を整えられています。

けれど年齢的問題・慢性疲労・筋力の減退等で今回のお題冷え症・むくみが起こります。

お題としてあげたこの二つの症状は直接関連付けて考えている方は少ないと思いますが、冷え症とむくみは密接に関わっています。患者さんの中に冷え症で困っているという方がよくお見えになるのですが90%ぐらいの確立でむくみも酷く見られ、その逆もしかりです。

冷え症の主な症状は足の指先や手の指先が極端に冷え、外から暖めてもなかなか改善しない状態の事をいい酷い場合痺れを感じることもあります。

むくみ症の症状も身体の末端に近い前腕や下腿に多く見られ、内側から押されているような圧迫感や倦怠感、重だるさを強く感じ、足や腕の周径が1.5倍近く太くなるような外観を呈する場合もあります。

これら二つの症状には共通点がありそれを改善することで、両方の症状緩和に繋がります。

むくみも冷え症も血行不良による循環の滞りが原因だからです。血とは端的に言えば栄養を送る体液でその役割は体温の調整もかねています。心臓から送りだされた血液は身体全身を巡り方々に行き届きますが、身体の末端まで届かせるには心臓のみの力だけでなく身体中の筋肉も使われます。

筋肉は血液を送るポンプの役割を担っていますので冷え症で言えば筋肉量が少なく手先、足先に血液が届きづらい女性の方が多いのです。

さらに血液は体の不要物を流してくれる能力もあるので血液の届きづらい場所では不要物が溜まってしまいます(乳酸、機能しない細胞、身体の水分等)それらの影響でむくみが起こり、冷え症も併発します。

極端な話、血液循環の滞りはむくみ、冷え症が必ず起こると言っても過言じゃありません。

人の感覚は人それぞれ(俗に言う個人差)があるので自分がむくんでるのか自覚できてない人もいますし過剰に冷え症が気になる方もいます。その感覚の違いでこの二つの症状を分けて区分してしまう状態が起きてしまうのです。

 

年齢を重ねれば代謝が落ち身体の循環の速度も遅くなります。疲労を放置していれば不要物がたまり筋肉が上手く機能しなくなります。筋力減退、筋力不足で血液をスムーズに運べなくなります。

それらの要因でなぜむくみと冷え症が起こるのか今ならわかると思います。

ここで少し改善策の方法を軽くご紹介いたします。

先ほども話した通り血行不良で冷えやむくみが起こる状態であれば血の流れをよくする方法で緩和していきます。簡単にできるとしたらストレッチ療法、継続できる筋力トレーニング、時間が空いていれば適度な運動で血行不良の改善が見込めます。

ストレッチすることで筋肉を伸ばし、柔軟性をださせる事でポンプの役割を向上させます。相対的に血の循環がよくなり冷えやむくみ対策になります。

筋力トレーニングでは、ポンプの大きさ(筋力の大きさ)自体を鍛えることで一回に流す血の量を大幅に増やす事ができます。

適度な運動で体中の筋肉を動かし血の巡りを良くするだけでなく筋力向上とその運動の技術向上さらにストレスの発散になり精神的なケアにもなります。デメリットとしてのケガのリスクや過剰な運動での筋肉痛には気を付けていきましょう。

上記の事を一週間の内に2~3回行なえるとなおさら改善が見込めます。

お困りのことがありましたら、是非当院にご相談ください。